パイプカットとは精液に精子を含ませないようにする男性側の避妊術です。
左右の陰嚢の皮膚を5mm程度切開して精管を露出させ、適切な位置で切除して、その両端を糸で縛って精子の流れを止めます。その後、陰嚢を縫合して手術は終わります。
麻酔から終了まで1時間程度です。
パイプカットをしても男性ホルモンに影響は全くありません。いつもどおり射精できますし、性感が落ちるという事はありません。精液に精子が含まれていないということ以外、術前と変わるところはないのです。
ただし一度手術を受けると、精管の再開通手術は非常に困難なため、今後の人生設計をよくお考えの上手術を受けてください。
ごくまれに精管が自然開通し、再び精液に精子が含まれることがありますので、2ヵ月後の精液検査まで避妊を続けてください。
¥220,000(税込)~¥330,000(税込)
※当院のパイプカットは保険適応外の自費治療となります。
お電話・メールでご予約の上、配偶者の同意書を持参の上ご来院ください。
パイプカットは母体保護法に基づいて行われます。
※パイプカット手術にあたっては「男性避妊手術同意書」が必要となります。治療前に配偶者・パートナー様によりご記入・捺印いただいた書類をお持ち下さい。