仮性包茎(かせいほうけい)について|皐月クリニック

医療法人 康寿会皐月クリニック


仮性包茎

仮性包茎(かせいほうけい)とは

仮性包茎は日本人に一番多い包茎のタイプです。
通常時で亀頭のすべて、または一部が包皮で覆われている状態を言います。
勃起した際に痛み・締め付けを感じることはなく、手を使えば亀頭すべてをスムースに露出する事ができます。
仮性包茎は大きく分けて2つの種類があります。

仮性包茎(かせいほうけい)の種類

タイプ1
通常は包皮が亀頭を半分ぐらい覆っていますが、勃起した際に痛みや締め付けを感じることはなく、手でむけば簡単に亀頭を露出させることが可能です。
タイプ2
通常に完全に包皮が亀頭を覆っていますが、勃起した際に手でむけば亀頭を露出させることが可能
このタイプの仮性包茎は包皮が多くあまっている場合、重度の仮性包茎が疑われます。
包皮のあまり具合、かぶり方など個人では判断しにくい仮性包茎のため、クリニックで診察してもらう事をお勧めします。

仮性包茎と真性包茎の違い

仮性包茎は皮がかぶっているが、簡単に亀頭を露出できるものをいいます。
逆に、真性包茎は包皮の口が細いため、亀頭をまったく露出できないものをいいます。

仮性包茎は治療する必要があるか?

日常生活・性生活に問題がなければ治療する必要はありません。

皐月クリニックで治療を受けられる方の多くは、美容(見た目)衛生面(匂い・恥垢が溜まる)や早漏で悩んでいる方がほとんどです。

人それぞれ悩みは異なりますが、コンプレックスを解消する方法として治療も選択肢だと考えます。

仮性包茎の方に多いお悩み

一番多いお悩みが、美容(見た目)のお悩みです。

  • 同級生や同僚から包茎と言われて悩んでいる。
  • 他人のペニスとどうしても比べてしまう。
  • 公共の場で他人に見られたくない。
  • 常に皮がかぶっていて白いカス(恥垢)がたまり臭いがする。
  • 亀頭が敏感で早漏ぎみかもしれない。

仮性包茎のデメリット

<外見上のデメリット>
◎ペニスが小さく見える・大きくなりにくい
亀頭が先細りのように見えるため、ペニスが全体が小さく見えてしまいます。
また包皮により亀頭の成長が妨げられる為、大きく成長しにくい場合があります。
<衛生面のデメリット>
◎炎症をくりかえす

ペニスは、乾燥していることで衛生状態を維持してます。
包茎の場合、おしっこなどが皮の内側に溜まり、湿っている状態のため、そこに雑菌が繁殖します。
雑菌が繁殖して炎症や包皮が裂ける(裂傷)する事があります。

炎症や裂傷を何度も繰り返した場合、包皮が固くなったり、最悪の場合、後天性のカントン包茎・真性包茎になる事があります。

◎悪臭

衛生状態が悪いと、ペニスから不快な匂いを発生させてしまいます。

乾燥していれば臭いも少ないですが、包茎の場合は雑菌が殖し悪臭を発生させてしまうため、女性に対して良い印象が無くなってしまう恐れがあります。
包皮がいつも剥けている状態であれば、乾燥しているため、不快な匂いを抑える事ができます。

◎性病リスク
衛生状態が悪いと性病にかかるリスクが高くなります。
<性行為時のデメリット>
仮性包茎の場合、普段は包皮で亀頭が保護されている為、刺激に弱く早漏気味になりやすいです。
また包皮のダブツキにより、女性器へ与える摩擦が少なくなり、亀頭部による膣壁への刺激も低下します。

仮性包茎が原因でかかりやすくなる病気

亀頭包皮炎
包茎が原因でなるケースも多いく、亀頭や包皮がかぶれる、化膿します。
コンジローム
治療しても何度も包皮内に多発するため、包茎手術をして除去する事で再発を防げます。

包茎治療を受ける年齢

仮性包茎は病気ではため、不都合がなければ早期に治療を受ける必要はありません。
ただし包茎でお悩みの方には根治治療として、当院では手術をお勧めしています。
18歳くらいが一つの判断基準になります。
男性は平均18歳ぐらいでペニスの成長が止まるため、その後に手術した方がペニスの変化が少なく、美容的なメリットが長期間続くためです。

18歳以上の方
18歳以上になっても仮性包茎が治らない場合、その後、自然に治ることはほとんど期待できません。精神的な負担になる場合は、一度クリニックに相談してみる事をお勧めします。
18歳未満の方
小・中学生や高校生で仮性包茎だとしても、まだ身体が成長過程ですので、ペニスの成長にともなって自然と皮が剥ける可能性があります。
そのため、身体の成長が止まるまで少し様子を見る事を当院ではお勧めしています。

仮性包茎の痛みについて

思春期に亀頭が露出に慣れていなくて痛む場合があります。

亀頭が締め付けられる痛みの場合は、カントン包茎の疑いがありますので、出来るだけ早くクリニックを受診する事をお勧めします。

仮性包茎の治し方

矯正器具やテープでの矯正
自分で仮性包茎の治し方として昔から矯正器具・テープでの矯正グッズが販売されていますが、特に矯正器具はペニスを傷つけるリスクがありますので使用はオススメしません。
また矯正を辞めると元に戻ってしまう事がほとんどです。
テープ矯正については、ペニスが成長する18歳前後(個人差があります)までに、24時間テープで矯正する事で包皮がむけて亀頭が成長して、包皮が亀頭に引っかかり仮性包茎が改善する可能性はあります。
ただし、24時間テープをペニスに貼る事は皮膚に負担がかかる為お勧めしておりません。
「矯正器具・テープを使って包茎を治す事ができなかった」と言われる患者様が多く受診されます。
外科手術での治療
手術は確実に包茎を根治する事が可能です。
皐月クリニックでは患者さま一人一人に状態に合わせた包茎手術を行っております。
日帰り治療で傷跡がほとんどわからない自然で美しい仕上りを実現しています。

手術費用について ※自費治療となります。

手術内容料金
CC法¥55,000(税込)
マイクロカット法¥165,000(税込)
マイクロV
カット法
¥275,000(税込)
ナチュラル
カット法
¥440,000(税込)

手術後のアフターケアーについて

多くの患者様はペニスの手術が初めての経験です。術後は不安になるものです。

当クリニックの治療は基本的に再診に来院して頂かなくても大丈夫な治療になっておりますが、不安がある患者様には完治まで無料で再診・アフターフォローをさせて頂いております。

不安な事がありましたら、スグにご連絡をしてください。

理事長 三宅 一男

院長(治療責任者) 略歴

平成2年3月 鹿児島大学医学部卒業
平成2年5月 岸和田徳洲会病院 勤務
平成5年10月 三宅クリニック開院
平成30年4月 医療法人社団 康寿会 皐月クリニック梅田院 院長
令和2年11月 医療法人社団康寿会 皐月クリニック 理事長就任