包茎(ほうけい)は大きく別けて仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3つのタイプがあります。
包茎は病気ではありませが、そのまま放置してメリットになることは何もありません。
包茎のペニスには雑菌が溜まりやすく、包皮炎をはじめとする感染症を引き起こしやすくなります。
仮性包茎は日本人に一番多い包茎のタイプです。
仮性包茎とは、普段は包皮が亀頭を覆っていますが、手でむけば簡単に亀頭が露出する状態の包茎のことを言います。
また通常時でも勃起時でも手でむいたら亀頭を露出することができます。
医学的には病気ではありませんが、見た目や衛生面が気になる方も少なくありません。
カントン包茎(嵌頓包茎)は、包皮の先端部分が狭く亀頭を露出せさせようとすると亀頭や陰茎に締めつけがあるタイプの包茎のことです。
そのまま放置しておくと包皮が戻らなくなり、水ぶくれのようにドーナツ状に腫れてしまうケースがあります。
カントン包茎の場合は早めの治療をお勧めしています。
真性包茎とは、包皮の余りが多く、包皮先端が狭いため、亀頭を包皮の外に出すことができない包茎のことです。
真性包茎は、見た目のコンプレックスだけでなく、性行為への影響や性病のリスクがあるため、早めに治療をお勧めしています。
茎治療法(包茎の治し方)として最近さまざまな包茎矯正器具などがありますが、来院なさる患者様もやはり自分で包茎を治す目的で使われている方が多数おられました。
すべての包茎矯正器具が悪いとはいいませんが、やはり一番効果的な治療法は専門のクリニックで診断し適切な治療を受けることです。
平成2年3月 | 鹿児島大学医学部卒業 |
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平成2年5月 | 岸和田徳洲会病院 勤務 |
平成5年10月 | 三宅クリニック開院 |
平成30年4月 | 医療法人社団 康寿会 皐月クリニック梅田院 院長 |
令和2年11月 | 医療法人社団康寿会 皐月クリニック 理事長就任 |