包皮炎について | 皐月クリニック

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医療現場からの報告

2009.06.21
包茎手術について

包皮炎について

先週のことですが、以前当院でカウンセリングを受けておられた患者さんが来院されました。
カウンセリングを受けられた当初、包皮に炎症がありましたが、
軽い気持ちで来られていて包皮炎の治療はまた後日にしますとお帰りました。
後日、事態はとんでもないことになっていたのです。
炎症が何度も繰り返したことによって、亀頭直下に重度の締め付けができており痛み・痒みを感じるようになっていたのです。
こうなってしまうと治療の選択がかなり狭まってしまい最悪の場合手術ができなかったり、高度な治療しかなくなってしまいます。
幸いこの患者さんはそうなる直前でしたので手術自体はできました。
しかし当時よりは状態が悪くなっていたので手術方法の変更を余儀なくされてしまいました。
術後患者さんがおっしゃっていましたが、あの時に治療をしておけばよかったなぁーと笑って帰られました。
包皮炎を放っておいても悪くなることはあっても良くなることはありません。
何よりも患者様の体への負担にもつながりますので、
症状がある場合は早めに治療をすする事をお勧めします。
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