2021.02.17
包茎手術について
追記2024年9月4日
「仮性包茎を自分で治すことは出来ませんか?」というお問い合わせを頂く事があります。
18歳ぐらいまで、体が成長する過程であれば常に亀頭を露出しておくと、
仮性包茎でなくなる可能性もありますが、成長期を過ぎてしまうと、その望みは殆どないかと思います。
ネット等の間違った情報を元に無理をして剥いてしまうと包皮炎等を起こしてしまう恐れもあります。
特に、仮性包茎を自分で治す方法として、最も手軽に利用できるテープやリング等の矯正器具は注意が必要です。
■矯正リング:包皮をむいて亀頭の下に装着して、包皮が戻らないようにする
■矯正テープ:包皮をむいた状態してテープで固定する
矯正リング・テープは使用している時しか亀頭を露出する事ができません。
亀頭を出して生活することで早漏対策にはなるかもしれませんが、包茎を治すことはできません。
また、包茎口が狭い仮性包茎の人が矯正器具を使って無理に亀頭を出すとカントン包茎になるリスクもあります。
包茎を治すには包茎の状態を見極めて適切な処置を行うことが大切です。
自分で治すのであればなおさら、包茎の状態と治す方法について正しい知識を得なければなりません。
また、包皮口の狭い方、真性包茎やカントン包茎の方であれば、裂けたり、切り傷などが出来、感染症などを起こし、更に悪い状態になってしまう場合もございます。
無理をして包皮をむいた事が原因で、包皮炎・裂傷・出血などが起こると現状より悪化する場合もあります。
仮性包茎だった人が、カントン包茎に、カントン包茎だった人が、真性包茎に後天的になる事もあります。
ネットの情報はあくまでも参考程度にして、一人で悩まず専門のクリニックにご相談ください。
皐月クリニックでは、無料カウンセリングも実施しております。